今週のお題「読書の秋」
去年(2020年)、『ゲームの王国』(小川哲)を読みました。カンボジアの、ポルポト政権前後を舞台に書かれた小説なんですけど、もうめちゃくちゃ面白くて、ここ数年でいちばん読んでよかった本でした。はちゃめちゃな設定のキャラクターたちが、カンボジアという国の歴史のうねりに飲み込まれていく……そんなお話です(伝わらない)。
そもそも友人がプッシュしてて、それをきっかけに読んだんですけど、おもしろすぎて自分も周りの人に勧めまくった結果、けっこうたくさんの人が読んでくれて嬉しかった。はじめは読みづらさがちょっとあるかもしれないんですが、ある程度読み進めたらむしろ止まらなくなると思うのでぜひ。
カンボジアは旅行で行ったことあるんですけど、この小説読んだ後にまた行ってみたくなりました(とか言ってたらコロナに……)。