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今月は1冊1冊のボリュームがそれほどなかったためか、いつもより読了冊数は多くなりました。健保のキャンペーンで毎日歩きまくっていたので、Audibleを聴く時間がたくさんあった、という事情もあります。『運動の神話』を聴きながら、体を動かすことについて考えを巡らせつつ歩いていました。毎日のプランクも約1年ぶりに再開した。ランニングも再開したいと思いつつ……。
01 冬期限定ボンボンショコラ事件/米澤穂信
02 春にして君を離れ/アガサ・クリスティ
03 名探偵のはらわた/白井智之
04 笑わない数学者/森博嗣
05 詩的私的ジャック/森博嗣
06 三十の反撃/ソン・ウォンピョン
07 小説帝銀事件/松本清張
08 タイムマシンに乗れないぼくたち/寺地はるな
09 どうしてわたしはあの子じゃないの/寺地はるな
10 ナチュラルボーンチキン/金原ひとみ
11 誰かがこの町で/佐野広実
12 それもまたちいさな光/角田光代
13 悪い夏/染井為人
14 運動の神話 上/ダニエル・E・リーバーマン
15 運動の神話 下/ダニエル・E・リーバーマン
16 ユダヤ人大富豪の教え/本田健
17 BUILD: 真に価値あるものをつくる型破りなガイドブック/トニー・ファデル
18 砂糖の世界史/川北稔
19 発達「障害」でなくなる日/朝日新聞取材班
20 職場の発達障害/岩波明
ずっと待っていたようで、完結してほしくないという気持ちも抱えていた「小市民シリーズ」の”冬”が出ましたね。シリーズをきれいに締めてくれて、その感謝(?)の気持ちが大きい読後感でした。ストーリーとしては、やっぱり”秋”がいちばん、次に”夏”が好きです。いろいろなことに敏感だった10代のときに読んだ、という補正はあるかもしれませんが、読者自身のバックグラウンドも含めて生じるのが感想だったり評価だったりするなあ、とあらためて思います。
森博嗣のS&Mシリーズは、友人が『今はもうない』がいちばん好きだと言っていたので、それを目標に読んで(聴いて)います。今のところの感想は、思っていたより登場人物がしっかり恋愛していてびっくりしている、です。
『砂糖の世界史』は砂糖という商品を軸に世界史を解説する、という本なのですが、「岩波ジュニア新書」という入門シリーズの一冊らしく、たしかに大して知識のない自分にとっても読みやすく、でもちゃんと好奇心を満たしてくれるというちょうどいいレベル感の本でした。次に何を読むか、でけっこう悩むので、同シリーズの本をルーチンで月に一冊とか読んでいくのもいいかもしれません。