東京国立博物館で開催されていた「ポンペイ展」に行ってきました。
この展示、はじまった時からずっと見に行きたかったんですよね。その理由は、昔読んでいた『NGライフ』という少女マンガなんですが……。前世の記憶を持っている男子高校生・冴木敬大が主人公で、その前世がポンペイで暮らしていた青年、という設定のマンガです。前世・ポンペイ時代の親友が女子に生まれ変わってたり、かつての恋人が男になっていたり……そんなラブコメディ。自分が高校生のときに『花とゆめ』で連載されてて、妹が買ってたコミックを借りて読んだらハマってしまいました。高3になり、大学受験を控えた自分は冬頃からマンガ全般を自粛してたんですが、NGライフは続きが読みたすぎて夢のなかで勝手に続き(というか妄想で創作した物語)を読んでいました……。
という不純(?)な動機で見に行ったわけですが、マンガを読んでた当時は全然知らなかったポンペイのいろいろが知れて楽しかったです。暮らしの道具とか、なんか炭化した食品とか、当時の生活をうかがえるモノが見れました。
最後のは炭化したパンと干しブドウとイチジクとキビです。謎。
モザイク(絵)もたくさん展示されてました。『ネコとカモ』がかわいかった。これのポストカードが売ってたら欲しかったんですけど、公式は犬(『猛犬注意』)推しでした……。
推されてた犬。
鴨の絵がたくさんあって、鴨好きとしてはこの点も満足です。
よくよく考えると、『NGライフ』読んでからもう10年以上経ってるんですが、それでもずっと自分のなかに残っていて、今の自分の行動に影響を与えてるってすごすぎます。いつかはポンペイ遺跡に行ってみたい……(と当時考えていたことも思い出しました)。